fishbaba.com 活動の意義等
1.活動の意義
教育の第一歩は、学びたいという気持ちにさせることであり、強制しても効果は少ないのであるが、子供は本来的に動物好きか少なくとも興味を持っている子が多いので、動物との接触の動機付けは比較的容易と思われる。
重度心身障害児の胸郭と骨盤は萎縮傾向にあって乗馬により骨盤が開かれれば胸郭を広げ易くなる。しかし、ハンディキャップを持つ障害児が肉体的には苦痛を伴うかもしれない騎乗に対し、意欲が出るまでには数時間を要することもある。それだけに多頻度の機会を設けて接触回数を増やせば、それだけ騎乗意欲やそのほかの自分の意志表現を引き出すきっかけともなって、うまくすれば子供達の心も晴れ晴れしてくるだろう。
もちろん、支援する側にも負担は軽い方がいいので、そのための用具などの研究開発や人繰りなどのチームワークを良くすることによって実りある人生経験をする意義は大きい。
2.過去の経験例
国立特殊教育研究所にて同研究所または地方でのホースセラピー活動の支援協力。 特殊教育の専門家、滝坂信一教授(東京農大)の行う養護学校(福島大大笹)での ホースセラピー活動の支援協力。ほか。